水彩混ざり合って飲み込んだ 群青夏に溺れてしまいそう 四拍子秘密の音を奏でる...
ただ ただ息を続ける なぜ なぜって言われたってわかんない そんなん知ったって意味なくて...
町を よるが包むとき 出店並ぶこの道で 夜空の住み人たちの 宴が始まる 光の三原色の ネオンが眩しくて...
ぱちぱちしゅわしゅわ ソーダの海の中を ぷくぷくすいすい...
追いかけていた夏は 僕の傍から掻き消えそうだ 飲みかけていたラムネに 残していった涙を...
ただ甘い生活を呪うだけ 溶けたアイスを飲む 炎天下の海辺 廃ホテルを眺めて...
飴玉を一つ 溶かしてるみたいな じれったい甘さが 綿あめのように 胸の中でずっと 膨らみ続けてる 掬えそうになる度すぐ わざとナタデココ落とした...
心臓に合わせて下駄の音が弾む 姿形も喧騒の中まぎれて 喧嘩中のあの子ともとりあえず休戦して...
いばいばいばいばいばい ありがとうね ずっとずっと忘れないよ 夏の終わり 回想花火 目蓋の宇宙を焦がして 金魚掬いで はしゃいで 得意げな君は ちょっと可愛い...
何か起きそうな予感がしている 金髪のにーちゃんねーちゃん増えてきている かき氷食べたら頭がキーンとする ほら 夏が来た...