永遠へ永遠へ手を伸ばして 解ってて 知っていて それでも泣けない君へ 声よ届いて ららら...
永遠へ 永遠へ 手をのばして 「惑わせて…」 戸惑った その声だけ聞こえる あぁ 暗い海から ららら… 乾いてしまった 唇を濡らしてよ...
抱きしめることすらできないこの悶えを 記号に埋めて泣きはらした 僕らは盲目の深海魚 恋は光のない海に落とされた...
火山が噴火して 絵の具があふれて 青は海になって 赤は?(ハート)になって ちっぽけな世界は ねじをまいたら ぐらぐら動き出した!...
私はもうすぐ あの海に帰るけれど 忘れないでいて 好き、お兄ちゃん好きだよ…...
握り締めてた 携帯 微かに響く 着信音 硬くなった 指引き剥がし 覗き込んだ 液晶画面...
さあ こっちへおいで 手を鳴らしてあげよっか 右に左に 覚束無い足で 目隠しそのままフラフラリ どうせそこに行ったって もう君は居ないんだろ...
その声をくださいな 一度でいい呼んで 呼んで 暗い夜を纏って...
ひらり 耳をかすめる 途切れ途切れの言葉(コトノハ)よ もう一度言ってはくれませんか? だって上手く聞こえない 鷲掴んだままの心を揺らす うるさいくらいの心音が邪魔で...
その声が 心を震わせる 華奢な指先 触れてもいいかい? 怖くなる 一歩も踏み出せず ただ 君を見つめ ため息...