その時、僕は只、 恐くて、逃げ出したんだ 握った、きみの手が、 義手だったこと、知ってたのに...
また、呼吸を止めた街 満ちていく静寂に 溢れた心を 溶かして、体を委ねた 冷え切った部屋の中、灯りを落として 何故記憶は薄れる程 綺麗な思い出を見せるの 駆けだした闇はどこまでも深く...
一人きり、部屋で奏でた愛の唄は 虚しすぎて 大好きな君へ 届けたいのテレパシー 届いたかな? 風に ゆれるシャボン玉は ゆられはじけ消えた この想いは 小さな部屋には 収まらないから...
ひとりぼっち 僕ら、嫌いばかり だから 音楽を好きになったんだ 仕事の終わりとか連休が終わってく時は 胸がムカムカするよ...
職場の人に舌打ちされたことはあるかい? 自分の両親にがっかりされたことはあるかい? 特別にゃなれないとある日突然気づいたのかい?...
ガラスが陽を裂いて ひたすら笑うように 健気な僕だって 仲間にして ボールをぶつけて 追い出す遊びのように...
26沿いの道 歩いてたときのこと 俺が「つまんねえ」だなんて ひとりごちた日のこと 「おもしれえものをやろう」ホームレスが言ってきた 「これは誰でも好きなやつを不幸にできるボタンさ」...
夏が来てんだ 日差しから僕は目を逸らす 友だちはみんな ウザいほど元気だな 「万引きしたんだ」 笑いながらポケットを見せる 60円のガムだ そんなものなんで盗ったんだ...
超超楽しいことなら1度やってみたいけど どうにもこうにも苦手だ 奥手だ そういうもんだろ とうとうお独り様でもう何年目なんだ...
「ほらやってごらんよ、教科書通りに」 そう言われるけど よくわからない みんなと同じ風にできない僕は...