ふと気づく マチネで踊ってる事に 既視感に戸惑い 違和感を選ぶ 騙されてる この足元も天井も...
言葉にすれば ちっぽけな事ばかりばかり 憂鬱な気持ち 『誰かのせい 誰かのせい』 穿(うが)った思いは 歪んでたボクの眼差しで かき集めてる 欺瞞(ぎまん) 疑念...
フラッシュバックしている ボクの存在価値が 息を吐く毎 色褪せて置いていかれる 泣き虫なキミの 頬を伝う軌跡を 掬って戻りたい 一瞬でさえも...
汗ばむ季節に うな垂れて岐路を目指す 小さな頃には 笑顔で走ってたのに 些細な事でも 経験が邪魔をしてる 縛りつけてる...
古臭い景色を ただ見つめてる そこは色褪せてても 不透明な箱庭 距離感さえも 移ろっていく 目蓋に見える様な 光遠ざかってく...
初めからこんな為に 生まれたんじゃない 僕の存在価値は 掲げ合う理想を笑って...
妄想デイトリッパー 下らない価値観も幻想も 全て抜け出して もっと早く君の元へ 揺ぎない現実なら 信じることは一つだけ ここに フワフワしたモノクロな宇宙で...
無機質な情報 0と1が交差するツール 目の前微笑んだ アナタの眼差し...
曇る窓に 寂しさ写して 流れる雫 眺めてる 霞んでいく 伝えたい言葉 届く事を祈ってる...
溶けた灰色のような空 軋み続けてオイルに塗れては ひたすらに ひたすらに 拾い続けて...