心から宣布 人を愛しく 性善説を占うサイレント 私から合唱 それは誰でしょう 合致しない私はディストーション 心臓は劣等? 否を又説法 頼りない天に仰向いて 自我をいっそ否定 しかし尚肯定 人は一人にしかなれない...
今宵の幻 喜怒哀楽を忘れて 湿気に溺れて 刺激を求む交感神経 音も無く雨止み 速やかに消えちゃうライフライン...
当たり前だった筈の傷口が痛みを感じ始めた 誰の所為でもない貧血を恨むだけの日々だ 只一つ染み渡る冷たい加工の雨...
ゆらりゆらり崩れる夜は 何を、何を明らめるのか？ 誰もどれも感じない目には 全て、全てここに 埋っただけ...
風に触れた僕がいつかまた 夢を刻んで消える時 どれほどの命が声になり 明日を失うんだろう 毒に慣れた僕がいつかまた 符号化の生を諦めて...
どれだけの命が集まった どれだけの命が消え去った 何時までそれを繰り返すんだ もう遠くて聞こえないね どれだけの輝きを奪った どれだけの合図が生まれた...
夢に溺れたら また私は止まっていた 真っ黒の思いは 届かない空の感覚に 何時か消えるかな 儚い声の欠片...
カーテンを引き裂いて 心の扉にノックしても 満ちていない頭に 乾いちゃった望みは捨てられなかった 人波も無くなった道、光の中で...
空っぽだ 認めたくない声を覚えた僕は どうも間違って名を拾ったみたいだ 秘密が 誰もが知ってる秘密のまま...
言葉を吐き出せないんだ 何方を見ても同じんだ 言ったらもう、安くなれるか 知らない、分からない 一人は心を捨てて 透き間に何を嵌め込んだ...