もうどれくらい前か 傷跡は消え 古傷にすらならない痛みを哂う 窓から見える景色は移り変わり...
柔らかく日が差す暖かな記憶 窓から覗く空は綺麗なのに 夢から覚めたように全ては終わり...
触れあう時間は 惰性と義務感 体で感じる あなたの体温 歪んだ情欲 何を求めあうの? 心が重ならない...
月明り 指先の温もり なすりつけて 静けさに ひとり立ち尽くす 影にひとひら 月明り 面影を 目掛けて 裸足のまま...
眠りを知らない スクランブル交差点 四方八方から 寄せては返す人の波 逆らうこともできなくて 押されては...
束の間だった 青春時代に 青い春なんて 見られなかったな 「期待の春」に 出会えた罪 「快楽の夏」に 残酷なキスで...
それで死刑囚に 人権は必要? それと被害者には 同情が必要? そんなこと考える 自称天才の...
乾いた風が砂ぼこり 舞い上げる街には今日も 色とりどりの音があふれているけど そのすべては ひとの胸に 届くその前に朽ちてく...
柚木:麗しい花を愛でてる 王子様に見えるって? それじゃ君はお姫様? そういうことにしといてあげる 火原:キラキラを探しに行こう きみの音色手がかりに いろんな色があったらいいね パレットにあふれるくらいに...
迷ったストーリー また色を重ねて 願いを映し出すよ 夢から流れた世界 そこには閉ざされた世界...