不確定的な夢を見る これで何度目だ 継続的な呪いなら 嫌という程に...
生きる仕草が こうも簡単に 醜く映るのはどうして ひた隠す 熟れた熱情も ...
何処に行ったって 変わらないままのあなたは いつもそうやって 誤魔化すことばかり...
「当たり前のことはわきまえて あなたの口ぶりや素振りだけ 見てるとここがむかむかするの ...
大体の距離をわかった気になって 単純な事に気付かない 軽く吐いた気休めの嘘 あなたは気付いてたの...
人混みは嫌いだな 誰も知りはしないのに 簡単に ああ簡単に 往く手を進っていく 街角の街灯が仄かに目を赤らめて 単純に ああ 単純に 真昼を呑み込んでいく...
見据えた向こう 虚ろに霞む輪郭が 絶え間なく ただ汚れていく 待ち合わせの錆びついた街燈も 今はしなだれて目を閉じてさ...
揺れる街の残り火 一人 影を垂らして 向かう先は何処でしょう 目にも余る話ね 凧いだ夜の静けさ 君は懲りず手を取る 向かう先は何処でしょう 少し寂しいの...
深夜三時半を回って 空が傾き始めた頃 落ちた玩具 足で転がした きっとゴミの日に消えるだろう 明日は大事な日にしたいから 家に帰り眠りにつくよ 君の頬に残る 恋の色 気付かないふりを続けてる...
夜に潜る君の姿 帰り道は要らないのだろう 背中を照らす灯りが酷く美しかったな...