いつか見た宇宙 オールトの雲 自分の尻尾 噛み付いた蛇 名前はウロボロス 時間は循環 自分の尻尾 証明終わり...
それは君が僕に話した 来るべき未来 少しだけ悲しくて 本当は分かっていたよ どこにも辿り着かない 二人の明日・未来・祈り・全て...
軽はずみに飛び出してく 後悔なら後でするから それで良いんじゃない? 今行かなきゃいつ行くのさ?...
歓声に沸くスタジアム 陽射しが肌を焼く 「この夏が 最後だから」あの日君は呟いた 「絶対、なんて言えないけど…」うつむいたままで君は 「試合(ゲーム)が終わったら…」言いかけた言葉...
日当たり悪い 北側校舎の奥 突き当たりの部屋 まだ覚えてた 傾くプレート 軋む扉の向こう 懐かしい薬の香りが胸に満ちた...
ハロー、アシモフ ご機嫌いかが? 君が描いた未来に 僕らは少し近づいた? 銀河帝国もロボットも まだまだ遠いみたいだけど 空の上から見ていてよ ほら...
かすかに煙る空 もうひとつの夏を思い出す あの頃は 向こう見ずで 怖いものなど 何もなくて...
ハロー、ハロー 聞こえてる? ハロー、ハロー 僕の声 ここから彼方へ 彼方から君へ 光の速さじゃ 恋も語れない...
それはよく晴れた日の午後 長い長い春休みは突然終わっちゃった 何の前触れもないまま 僕だけに見えるトモダチ...
いつか見たよな そんな風景が 目まぐるしく入れ替わってゆくよ 映し出された幾つものビジョン さよなら 少しお別れだね...