夕陽が落ちる様に胸が染まるので 耳鳴りのような鼓動を隠して バスに乗った僕は言う 君は灰になって征く...
星の色を手に掴んだ 画面 奥の君 滲んだ声で笑う君はただ綺麗でした...
揺れた言葉だけ 宇宙の彼方 君と二人きり 笑った星の隅 届けば良いと 暮れてく心に 愛の唄を 指先の空に 君の声が 耳元を通して 未来の光だけ 君に告げる 遠く離れれば また...
最上階に君が一人 揺れる影が ずっと ずっと 「ずっと、僕らの愛はもう見つかりはしないでしょう」 言葉を飲み込む音 息を止めた 街中に一人...
愛想がつきたようなんだ 僕に 廃頽十九の傘に灯がついてる 今日も 十二時過ぎのアスファルトに 落ちた君の 小さな命の重ね火を そっと...
待って わかってよ 何でもないから 僕の歌を笑わないで 空中散歩のSOS 僕は 僕は 僕は...
淡い月に見とれてしまうから 暗い足元も見えずに 転んだことに気がつけないまま...
夕暮れは彼岸花 夜は憂の色 さよならの呪文で さぁ、君を忘れたのさ 夏影のかかるは紫陽花の縁...
知ってない 聞いてない 待ってない きっと持ってっちゃったんだ 言い訳の塊を そっとさ 辛くもないようにしゃがんだら...
伝えたい事しかないのに何も声が出なくてごめんね 僕は毒虫になった そんなに興味もないと思うけどさ 時間が惜しいので今度は手紙をしたためるとしようか...