影のある場所 選んで歩く 一人分の幅しかないから取り合いせめぎ合い 強い風が吹いてくる 平等に通り過ぎていく...
幼い頃夢見た光輝く大きな人 いつか自分もそうなるって疑いもせず信じていたんだ ところが現実は甘くないって思い知り...
ずっと前から言いたかったけど上手く言葉を紡げなくって 先延ばししたこの気持ちを今日こそはと息巻いている 君のお陰でやってこれたよ 君のお陰で笑えているよ...
世界に対する悪意も自然の脅威も 君が殺されでもしないと悲しめないんだ 感情のコントロールが上手くなってゆく...
君がくれた言葉 今も胸に響く 忘れない 隣に居た記憶 時と共に薄れ 見えない影 空はあの日と同じ色で在り続くだろう...
夜明け前に隠れた僕は独り 夜明け前に置いていかれることを恐れて 時の狭間 抗う様に奏でるんだ "常闇の唄"...
決別の歌 響く夜空 旅の行方 目的地に宛はない 随分と軽くなった荷物 動きやすいけど不安がずっと拭えない これで良かったのかな 何度も自問自答...
気付けばこんな遠い場所まで辿り着いたものだ ああ、決して楽しいことばかりじゃなかった 傷が疼く 輝く未来は幻想...
海の見える街で二人 そんな夢をずっと見ていた 遠回りを続けてきたけど叶うのなら無駄じゃなかったな 青い空も白い雲も君の髪を揺らす風も...
汽車に乗ったら数時間の遠い街へ旅に出る 寂しくないさ だっていつも心の中 繋がっている きっと甘えていたんだ 此処は居心地いいけど...