霰、割って飛ばそう 砕けた距離だけ 浮かんだり沈んだり...
雨、嘘つき、逆さまな運命も 影ひとつで うやむやなフリして まだ迂闊に 二人でゆれても 声ひとつで かき消される輪の音...
茜色まとって流れる 眺めて青を待つだけのありふれた世界...
進むための青を背に踊る夜風 君の手に伝ういつか見てた色 ...
そうだね あなたは まるで 今みたいだね そうだ あたしは...
(眠れない夜に響く声拾い溢れて繋ぐあなたが消える) あぁ なぜか ふらふらする 毎日 つばさが ひらひら...
眩むような速さで君を想う 余るような速さで春が、また 眩むような速さで人が過ぎる 茹だるような速さで夏がまた...
壊れそうだ凍えそうな君を泣く遥かそれ意味もなく術もなく止め処なく過ぎる時を行く雪...