{みんなに嫌われている敵役はきっと、} {誰よりも想いやりを持っているのでしょう。} {だって欲しがらないでしょう?} {生まれ持って愛されているヒーローじゃ、愛を。}...
誰もいない其処で 確かに立っていた 願ったりの一致 惰性を象るもう一人のボク 眩む詰まる思考 迷惑は建前で 簡便な傀儡 独りで二人ごとを...
『一週間ほど前、世界の滅亡が告げられた。それはあまりにも唐突で、残酷な…』 そこで私は、思い出したかのように筆を進める手を止めた。 『じゃあ、今日は世界が寿命を迎える一日前の話をしようか。』...
大都会 喧噪に狼狽 ぽつりひとつ 何の奇跡か意のままに 乗り移り 膠無く意図無く 頭葉住み替える...
放課後雨が止む前に、ボクと唄おう 不器用で作りかけの流行らない歌を 最期にボクの言葉がキミに届くといいな ねえ 明日はこんなにも優しいんだから...
「君は特別だからとーーー」 赤星が飴を差し出せば あっという間に毒回る...
「ボクの笑顔って魅力的だと思いますか?」 もしも、このまま息を止めてたら 涙も止まるのかな?...
愛も変わらず社会は混沌 百花繚乱 望みも薄々 拝せ排せと横暴な象徴 パッと芽も出ずに ヨロレイヒ...
"拝啓 私へ 25歳の君に、今日がどう見えるかな?" 「あのね・・・」...
仲良しが欲しけりゃそう 嫌いな奴を作って 標的に告って取り入って 秘密契りで縛り付け 親友が欲しけりゃ まあ 虐める奴を作って...