死に急ぐ者たちを両手で馬鹿にしたのは 裂傷が霧になり舞い散る街で耳を塞ぐのは 僕はもうこの世界に見捨てられたような気がしたから...
「僕の命の歌で君が命を大事にすればいいのに」 「僕の家族の歌で君が愛を大事にすればいいのに」 そんなことを言って本心は欲しかったのは共感だけ。...
白昼堂々僕らは 殺害予告を宣言する 本音を隠すのが趣味なんだ...
いつか 人は死ぬ それだけが 僕の脳髄に蔓延って カビに なっていますが...
今まで散々、縛ってきたくせに 「これから自由にやりなさい」とか 馬鹿にしてんのか。馬鹿にはしてないか。...
「昨日人を殺したんだ」 君はそう言っていた。 梅雨時ずぶ濡れのまんま、...
常識なんてわからない 人の痛みもわからない そもそも自分の痛みも...
さよならも 悲しみも 蝉時雨と同じ 命の限り叫んで...
自分の笑顔も、優しさすら、 変わり果てたけど、戻れやしないよ おかげで今でも、うまく息が吸えない。...
静脈を滑るラインが シルエットの夢になって 簡単に胸に刺さって...