「愛情」なんて単純だ 隣の席のあいつは言った。 「人生」なんて単純だ。...
誰もがうらやむ生き方を、誰でも理解しているんだ。 それを誰もやりもしないのは、「知る」ことが怖いだけなんだ。 何回目の反省会だ？ 死にたいと言ったのは誰だ？...
まだ10代なんだけれど世界の醜さを知っちゃって その優しさと呼べる虚無感に 消えるように身を委ねようとしただけ。...
僕らはやりたいことやるために 描き続けた未来 偉大さに欲望し続けて数年...
愛した理由も忘れちゃって 過食気味の胸で泣いちゃって 肌の色すら見えなくなっている...
あの頃僕たちは、何ひとつ怖くなくて 願ったもんだって、簡単に手に入ったんだ。 嫌いなもんはひとつもないし...
いっせーの、で全部切って 苦し紛れにひとり眠って 朝に溶けた浮いたこの哀情も...
結局、同じことだけ 繰り返し生きているのさ まあまあ、ぼくはそれでもいいけどさ だって、辛くはないし 結局、なんとかなれたし...
もう多くは語れないさ。 僕も君も思い出したくはないんだ。 春はもう終わってしまった。...
嫌いなものが増えていく 足りないものが増えている。 誰かの笑顔を探している...