悲しそうに微笑むあなたを 私が元気づけたかった ただそれだけだったのに 心が曇って見えなくなった...
こんなに咲き誇る 目映い花達の中 私の花びらは うつむいてばかりで だけどいつか想い 届くはずと こんな二人ずっと 夢見ていたんです...
柔らかな時の調べ 微笑み綴るように いつまでも君を 見つめていたいのに 小さな悲しみさえ 眩しく映す胸 涙の行方 追いかけずに行こう...
止まらない 恋はもう あなたに向かって走る オレンジ色の空 まっ白な 背番号が 輝いては 見えなくなる 壊れそうなほどの 歓声に包まれてく...
君のいる世界で笑ったこと、 君の見る未来を恨んだこと、 君の声、温もり、態度、愛のすべてが… 海街、赤錆びた線路沿い...
ベランダで頬杖をついて 誰か待って蛇を巻いて 並んで遠くへと消えた鳥みたいに...
日焼けした曇りガラス たたえる豪奢なレリーフ 気づけばいつかの様...
錆び付いたフェンス 格子状に伸びた影 廃材の隙間から 見えるのは昔揺らいだ想い 一羽のカラスが見下した 夕日が背中を染め出した 空き地に佇む少年は 未来を憂えて泣いた...
どこからともなく なんだかいいにおい こっちの方から 楽しいメロディ 迷える僕らを 手招きしている こっちへおいでと 照らしだしている...
ah どうしても上手くいかない 土曜日の午後 もっと先に進みたいのに いつでも ah 誰かに伝えたい言葉が ひとりでに...