ひび割れた、この心。 確かめた、まだあるかを。 喩えれば、蜃気楼。 さざめいて、消えて。...
澄ました風貌 高みの女は 売り物の身体 さぁ、 満たした懐 失くした心は 女の幸せ 引き換えに 金で 買われる身体...
Ah… 揺らめき トキメキ 輝きを映すこの夜に 焦燥 迷走...
心の奥に隠したままで 散らばる破片を 片付けなければ...
私の名を叫ぶのは大好きな君と仲間 「もう独りにさせない」と声枯らした 君の優しい瞳が私を抱きしめたまま...
もう、疲れたよ 嘘つきの偽善者なんか 正直でいいかな? 君には、話しておきたいんだ 本当の気持ち...
無防備な子羊は 何も知らずに 安らかな吐息が 僕の心を撫でるよ いつの日か全てが 終わってしまうだろう 小さな温もりが 重くのし掛かる...
重ねた手の平 滲む 雫は この手が離れぬよう まだ温い体温で肌に張り付いて ふたりを繋いでいた...
夜空に瞬く星輝きを掴もうと 両手を空に掲げ夢を見ていたんだ 地平線の向こうに見えない星座がいて 届かない願いだけ指折り数えて...
寂びついた孤独の部屋 目が覚める 冷めた心 映し出すよう 羽痛み 生きる価値がなくなった...