人が紡ぎ上げた欠片達を窓の外から眺め続けた ドアを作る事も出来なかった それは幼い僕のプライド...
触れた温もり 遮られて遠く 悲しみの願いが 今、永久に導く 翳した手の中で 溶けて崩れていく...
溜め息も白く曇る程 寒い夜は月も朧で 意味も無く涙こぼれた そんな夜 街並みを彩る「Christmas<幻想的現実>」の向こう側...
笛の音が聴こえたら 歌い踊れHarvest 風がふわり駆け抜けて 髪を揺らしゆく やがて枯れる大地は種 残し冬を待ち...
夜に潜る君の姿 帰り道は要らないのだろう 背中を照らす灯りが酷く美しかったな...
あの日叫んだ僕の後悔が ただ殻となって僕を閉ざした あんな錆び付いた陳腐な願いは この骸には見合わない 浴びてはいけない言葉の雨が降る 空は悪意で覆われた...
モノクロの世界に映した 変わり映えのしない風景 いつか巡る希望を信じて ボロボロになった身体を起こした いつかまた会いに来るから ここで待っててね...
ごめんよ昨日のボクよ でも9時のアラームじゃボクを起こしやしないだろう こんな身動き取れない薄闇の中じゃ...
閑散がらりと暮れていた 鉄塊を眺めながら チャイムの音 思い出していた ブラックシープの只の夜 どうかまだ続きますように 心臓を狭めたまま...
颯爽 騙る平常 交わす貞操 暴く低脳 圧倒 嫌に丁重 苦い迎合 奇態、軽佻 堂々 巡る抗争 歪む表情 饐えた相貌...