虚しさにつつまれて、ひたすら眠った。 沈んでいるのか昇っているのか、感覚はもう定かではない。 不可視の体で潜る。 不可視の腕で水をかく。...
微睡（まどろ）みの中ずっと、捨てようと、した日々。 鳴り響いた風の音、そっと、面影揺らすよ。 振り返り手を振る君に、呼ばれて。 懐かしい影。...
雨上がり 陽だまりの道を歩く 外はまだ少し肌寒い どこまでも響き渡る 子どもたちの無邪気に笑う声...
夜明けを 待ち続けた 膝を抱えて ただ 眠った 出口は見当たらない...
降り積もる白い雪 どこまでも続いた それぞれの道を歩く 埋もれていく足跡 バラバラに見えた だけど 足並みそろえて今 僕らの心が熱を帯びる...
また呼吸が 一つ消えた 誰にも気づかれないままで ここは誰も まだ知らない...
雨が止む気配はなく 寂しさだけが吐く言葉は消えた 届くことなく 一人分だけの儚い空間に...
夕闇が迫る空 終焉のようで 変わらない景色は 居心地が良かった 白い海に抱かれ 夢を見続けた 微かな温もりが どこからか伝わるよ...
J( 'ー`)し 「タカシ、今日もパソコンの勉強かい？」 ('A`) 「ウルセー、ババァ 俺は忙しい！」 別にゲームやってただけなのに 怒鳴り声をあげてしまった...