今日日の自分が眠るたびに死んでく 明日の自分が起きるたびに生まれる 今まで幾度とそうやってきたっけ...
もし明日 目が覚めて 猫になっていたのなら まずは 猫耳を...
また明日、 100年後に明日は来るよ 予報された雨に不意を突かれたのさ...
かわいいね かわいいね わたしなんかよりずっと かわいいくせに性格もいいね...
例えばその日 なにか僕らが 神様か誰かの機嫌を損ねて 「もういいや」そんな言葉で 世界の終わりを決められたなら 楽しい事も 悲しい事も ドラマの続きも 面倒な予定も 寝不足も 恋の悩みも 大好きなあなたとの約束も...
「生きてさえ」 失ったものは大きかった 逃したものも大きかった...
暗い部屋の隅で 雨音を聞いてた 悲しいほど震えてた 冷たい粒 色が抜けた机 進まないカレンダー 独り問いかけてた 何が怖いんだ?...
歩き出さなければ少なくとも君には追いつけないけれども君の大きさに立ち尽くしてしまう日々さ 誰かに何を言われようと言い返せずに下をむいたあの日の僕から変わりたいと思っていたんだ 躓いたって転んだって前を向いて次第に笑顔のふりが上手くなって涙は伝わらなくなって...
昨日の前の前の前の日 緊急警報のサイレン ”明日 世界が 消えます”...
足伸ばすあの街この街 ゴミ箱漁る猫の街 目的も無い一人旅 尻尾の長いあの子も友達...