なぜ僕は赤い色なの? どうして生まれてきたの? なぜパンはこんなおいしいの? どうして夜は寝るの? 知らないコトばかりだけど きみがいれば怖くない...
涙の向こうで 僕を見つけよう ひとつひとつ 確かめながら 僕が僕になる 明日へ 君が待つ公園へ 朝を分けて走る...
やっと気づいてくれたのですか 昨日おとして しまったものを それが何だか わかりませんが とっても大事なものだと あわてて...
白い波が 寄せて返す くり返す まるでぼくに 話かけているようだ ひろがる海は どんな話をしたいのだろう たぶん素敵な 物語なんだろう...
だからぼくは 弱虫なんだ 脳の中を さがしてみたけど だって ぼくの勇気なんか ぜんぶだしても これだけなんだ...
ねぇ、気付いていたの 私の中の愛、今あなたに… ねぇ、星より高く 海より深い愛、今あなたに…...
朧に白き霧雨は、 遠雷引きつれ通り雨。 ふるりふるりと氷雨降り、 まさにあわれと、蜃気楼。...
***Libera, Libera nos a malo.(解き放て、邪悪より解き放て) Libera nos ab omni malo.(すべての邪悪より解き放て)*** 深い眠りを犯して 亡びは誰にでも 捨てられた匂いの 夜の衣纏い...
叩く雨音 唐傘の陰より のぞけば月が 我に問う 足元を崩し 湧き立つ あやかしの雲...
花は物語(みらい)を悟り嘆く者 ――語れぬ詩は何処へと消え行く? 鳥は運命(やくめ)を知らぬ愚か者...