砂が溢れてこぼれ落ちて行く 掻き集めてみても拾いきれない 床に擦れる掌の模様...
午前二時 夜空に 浮かんだ星達ふわり 待宵 十五夜 照らした横顔 ため息混じりの 瞳が揺らいだ 君の 指先触れたら 波紋が広がる...
It will become pleasant if you are even in a rainy day. (雨の日でさえ貴方がいれば、それは楽しいものになるでしょう) 雨の日の日曜日 君と遊園地だったハズなのに...
巫女服纏ってチラリと魅せつけこの感覚を奪ってしまってよ ひらひらりと翻し 心にそっと魅せたのは つつまし胸を包んだ 白と紅纏った理想郷 （だめだめ） ふくよかも （だめだめ） きれこみも ...
夕暮れの並木道 ひぐらしの声が響いたら 森に明かり 灯して...
積もらない雪が汚れる街で 濁ってゆく想いが怖くて 終わりを望んでいた 沈まない青を隠した空に...
君色描いて 溶けそうな澄んだ青色 心に溶かしてパステル 花が咲くよレシュノルティア シルクのスカート 艶やかに君に染まって...
バニラの甘い香りを添えて ふんわりシフォンケーキと、君と（君と） 濃い目に淹れた紅茶とミルク...
目を覚ます 真白い部屋 ひかりの海 佇むひと 「あなたは誰？」 尋ねれば何故か 寂しげに微笑む...
クライミライを削り出して サイケな色で誤魔化せ 怠惰 保身に身を委ねた 10号に意志を被せ 行ったり来たりしても 誰もが見ないふり 描いても彫っても吐き溜まり 腐る気もすんな...