好きな歌も本も 嫌いな花も絵も 気になる新作も...
膝小僧 丸め込み まあるい井戸の 向こう側 潜り込み 手をひらく 固く眼 瞑って 百年に一度だけ光る 暗がりに水が溢れ出す とおくの手を そっと握る 「ここはとても寒いよ」...
進め進め 木の葉を潜(くぐ)り あの橋を渡る 越えて越えて 頂目指し あの月の下へ 満ちる月 一夜限りと 紅く宵闇彩る 艶やかに 蕾ひらく 大輪花...
青い森 時は満ちて 静かに 街の灯(ひ)も 人も夢も 眠るの 幼子(おさなご)のその胸に 隠し続けた 悲しみの言霊(ことだま)が そっと 花ひらく...
両目ひらく朝靄と 辺り響く太陽の音 ただ駈けろと囁く時は...
(PIAPROより転載) ※フル版 Go! 今ここから 彼方へ飛び出してく まだ見ぬ僕の 輝ける人生信じて Go! 今僕らが 描いた夢めがけて...
太陽が目を覚まして 燃え尽きて次が生まれた日 私はこの森で一人 芽吹いて目を覚ました...
湖畔の森の奥深く 立ち込める朝霧の先に わたしは一人瞳(め)を閉じる...
やだな こわいな ひとりきりだ 話しかけられないな みんな 知り合い なんだろうな このぶんだと やっぱ 近くの 学校に すればよかったのかな? きっと 時間がたてば とけこめるかな...
やだなこわいな ひとりきり感じてる疎外感 本当は仲良くしたいな 話しかけようかな トライだ なんて勇気もなく 泣く泣く なくしてく機会...