そのカーテンをめくった 奥にある明け方 いつも通り巡った...
今日も不思議な晴天の 下で傘も無く立ち尽くして 意味なんて成せぬまま色あせた...
夢色の季節 出会いと別れの季節 奏でよう新しいメロディーを 花びらが空に舞うみたいに...
滲む姿 縋る寝言 開く瞳孔と 捕え果てる 結び契って 交わし千切った 君の綺麗な笑顔 壊れた またね 奪って捨てた 誰か灰になってく 消える君の言葉『最後だから』...
幽閉された音の囁き 心が奪われ捕われる 私を見つけて連れ出して この牢獄からあの場所へ 黒雨に伸び逝く指先が 今も虚しく浮いたままに 壊れた時計は正常に 時の流れを刻み続ける...
Rolling! Rolling! Growing! Ah― Rolling! Rolling! はずみつづけろ Rolling! Rolling! Growing! Show you guts cool say what 最高だぜっ!イェイ!...
騒がしい世界に 僕は堕とされている 「痛い」「辛い」「怖い」の声は 聞き飽きたから要らない 暮れる街角 止まない音に...
他愛もない乾いた笑い声がするけど 聴きたくもないから耳をふさいだ 読みかけの文庫に指をかけたまま サヨナラする前の音を聴いた...
蒼く閃光(ひか)る陽炎は 悲しみと共に霧散(けし)て 君の残影(かげ)追いかける 闇の中疾風(はやて)の如く...