雨のち曇り晴れ 優しくきっと晴れ きらきら浮かぶ言葉...
雲の上を歩いて あの日に帰ろうか 風鈴の音を訪ねたら 夏に辿り着くはずだな...
憂いの指先 雨音に咲いた バス停、霧雨、来ない夏を待ってる 「いつもは大体 5分くらいなのにね」...
遠い夢を見ていた 放課後のこと 君と帰り道を 意外と覚えていたんだ...
夏みたいな藍だなんて 嬉しそうに言うからだよ 揺らめいて揺らめいても 忘れはできないよ...
あの子の行方を知りたくないのは 記憶よりどこか欠けているのが怖いから あの子の歌を聴きたくないから 塞いだ耳の奥底のメロディーを歌うよ...
あなたのこと 僕は何も 知っちゃいないから 全部全部知ろうとして 宇宙を覗き込んでしまった 一昨日買った望遠鏡 十年に一度のブルームーン 手が届きそうな気がした 机の横に飾りたくて...
散々な毎日のキャンドルを灯そうか 橙は純粋さ ドアの向こう、インター・フォン 鳴り止まない再構築の静けさ ああガラス越しの愛さ...
君の好きなものを考えていたよ やけに静かな夜のことです わかりきったようで何もわからないから 僕らは今も宙を泳いでいる...
なにも割らないよ 舟も出さないよ けどわたしに限って対象 気まぐれな救世主...