昼下がりは太陽の陰に隠れて コンビニの中で拾ったパンを喰らう 成金の腰にそっと手を忍ばせて...
曖昧な理由で生きてる 退屈な僕の溜息を 透明な水に溶かせば 群青 最低な夜を更かして...
叫べイナズマのように つまらない日々を繰り返す自分に 諦観したつもりで空を見てた くだらない夢や希望を詰め込んで...
人通りのない路地裏で 何やら怪しい店ありまして ちょちょいとばかし覗いたらば...
煙を吹かす機械獣 その惨憺たる姿 愛と暴虐の芽 暗に蔓延る理想像...
学生男女の恋だって 老人夫婦の恋だって 同性同士の恋だって...
捨てきれない記憶の全部を空洞の中に詰め込んで 正解を導き出す前に息を吐いたまま閉じ込めた 食べきれない音色の全部を水槽の外で眺めては...
もう毎日が嫌んなっちゃうな 現実なんて捨ててしまいたいや もう二次元に行けたらなって...
面食らって泣いた 接地面は無いぜ 線を引いて終了...
感情のままに歌うだけ 今きっと 霧の中を空ろう蝉のように 灰色の街で歌うだけ...