感性の標準を 俗気に合わしたって 僕の感情が 鳴り響かなきゃ 塵となる この身と身体 有名に媚びたって 空虚な自分のまんまで...
待ち合わせの時から気づいてた いつもよりやけに優しい君に そのぎこちない笑顔の裏側に...
言えないままの言葉 何度も胸痛めてた 鍵の無い扉閉めて 耳ふさいだ世界に 置き去りにした夢が棘となって両手刺した 遠回りした分だけ 傷みは増えてった...
大地に芽吹く花より 舞い散る桜を愛でる そんな僕らはここから...
抱いてきた疑問符を パイ生地みたいに重ねてさ 美味しそうに焼き上がれば それを夢と呼ぼう 刻んでいる玉ねぎで 涙が溢れる日もあるさ アメ色になるまで炒めて それも夢と呼ぼう...
まぶたに浮かんだ季節 流れ出す音楽 言えなかった言葉達がいつしか 星のように僕らを 照らしてるこんな夜は...
モノクロの海 水面に映る 表情なんて無いと 笑ったようで ホントは泣いてたんだ 名前なんてない ID 越しの世界...
真夜中の月の白さは 夏の終わりを告げるような儚さ 長い影が伸びる帰り道 近くて遠い あの月のように...
降り積もっていく 白が染めた 日々の感性が 行き交う街 日常に汚れた 僕の心塗り替えてゆく 過去も現在も未来さえも...
子供じみた夢の下書きに 今の僕が色を重ねる 思い通りの色ばかりじゃない日々...