独りで泣いていた 吐息混じる夜 息潜め 朝を焦がれた...
終わることさえまだ見えない 悪夢の中で僕ら 何想う 憎しみの中で 「仕方ないよ」を積み重ね...
ひとりきり泣いた夜だった 灯りもない部屋で午前二時 今日終わった恋を 思い出して、浮かべて、沈んでいた...
造花の言葉で愛してよ 乾いた砂漠みたいにさ 枯れることない花束だけ ずっと欲しかったの ちぐはぐな想い 気づかずにいる...
全身全霊で駆けた日々を 前言撤回で 覆されて 神経衰弱で泣いた日々を...
「愛してる」の言葉で何時だって 欲望の慰みにして 吐息混じりの歌声でそっと...
フイにパッと消えた記憶の檻に 牙を抜かれて 敗者だった過去を嗤う仲間と...
焦がれたあなたは もうここに居ないけど あの日と同じ風が 頬撫でる 目を閉じた今もずっと僕の心焼いた...
孤独なんてそう万華鏡 四方八方を照らし出してる 夢喰いの怪物が 真夜中の僕を喰らい尽くす 馴れ合いの言の葉が 四方八方を照らし出す僕 奇跡を待つ前に 走り出さなきゃと気づいたんだ...