快楽はもうない 愛憎 知らなくて 「最善策だ」って 最低な言葉だ 際限なく哭(な)いて もう声 出せなくて 透明になった 最低な世界だ...
明日に忘れた昨日を 失くしてしまいたい 言葉を 痛くて軋んだ想いも いつかは忘れてしまえる?...
錠剤を飲み干した 溶け合うつもりはないのに 思想家であれたら利口になれたの?...
割れたグラスを掻き集め 戸惑いを解こうとした 暗い色を誤魔化そうとして 希望で取り繕ってみた ...
不安定な想像に この手で触れてみる 失くしたものはなんだっけ 痛い 痛い 痛い 誰かの最愛に なれずに枯れていく 欲しいものはなんだっけ 痛い 痛い 痛い...
僕はもう普通じゃないから 逃げる様に道化を演じた 僕はただ存在したくて...
帰り道に鍵をかけて 嘘を吐くなら壊れちゃって いいよ 電波塔が語りかける...
最低な想像から逃げた 正解は最初からなくて 最低な現実から逃げた...
夜の闇に呑まれて 黒く染まる白い肌 淡く光る瞳に 狂わされる 何もかもが綺麗で 真実しかないような 淡い夢に浸って 惑わされた...
ほら もう ここだけ 未来のない ワンダーワールド 一人で嘆いて 逃げ出す ほら もう 僕だけ...