何か望んでも とうに遅く 理由も聞かずに 通りすがる 独りよがりも そんなに泣く 何卒(なにとぞ)どうぞと 手を差し出す...
昨日を抱えて 明日を機体に映す ずっと見上げてた 青い層は私の真下 ずっと向こうに 金星が輝いてる イオンエンジンで どこまでも加速していく...
河原の土手の草むらで 遊び事に夢中な子ども 兄弟なのか友だちだろうか、 僕は何気なく思考交える...
涙など とうの昔に 枯れ尽き果て無くなった 復讐を誓うこの手に 伝ってく柔い感触...
四角い箱の中 切り取られた空を見て 虚しく思うのは とうの昔に飽きた 友とも呼べぬ仲 愛想笑いを浮かべて...
渇いた喉を潤す 真っ赤な生水飲み干す 呟く声もまた...
大山街道抜けて うなだれてたら 目の前をのしのしと 猫が横切った 言いすぎたのはわかってる もののはずみで つまらないプライドは とうの昔に捨てたはずなのに...
ポー いたずらっこ カラス どこへ どこへかくしたのさ ぼくらの たからもの なぜわらうの...