最低だった 最低だった 窓越しに手を振った僕だ 大抵そうだ 大抵そうだ...
追いかけていた夏は 僕の傍から掻き消えそうだ 飲みかけていたラムネに 残していった涙を...
会いたいなんて本音が見えずに 言葉にするのがただ怖かった 貴方がくれた体温が冷えて...
考え過ぎのメッセージ 誰に届くかも知らないで きっと私はいつでもそう...
「きっと」 「そうだ」 「ずっと」 「みてる」 「やっと」 「まって」 「そして」 「さらば」 “きっと” “そうです” “ずっと” “みてます”...
日照 軒灯と廃都 遊行 廻状の廢幻燈 カルタを零した 夕染 角の門前で「来い来い」...
転がり落ちた先に 掴み見えた景色が 偽物のような気がして嫌だ...
君を箱庭に閉じ込めて 羽根が生えるまで 時間を与えて じっくりと育てましょう 壊れないように...
足早 過ぎ去る 毎日に 埋れた あの日の 描いてたミライ 楽しい 瞬間 積み重なるたび...
今日も明日も遠い未来も 止まない雨に傘をさすのか？ 幼いあの日僕はただ綺麗な無垢のペン先で...