pon pon po po pon... ぽんぽんペイン またお前か ここぞって時に私を邪魔するのはナゼ？ お呼びじゃないのよ...
太陽はセラミック 窓を横切る雲がパンデミック そしてコマ落としの空はフラッシュライト...
福島市に人は住めません 郡山に人は住めません WSJの記者も言ってます 信じられない 人が生活できる数値ではないと...
改めて 辺りを見やる 通りから 溢れてた傘 消えた 今日が雨だって 明日が晴れたって 明日は明日の風が吹くのだろう...
定規のようなスケジュール 充実したマイライフ 計算済みのモジュール 予約された出世ライン 短い人生ゲーム 全コースこの手の内 エラーなし 異常なしの 自分がここに在る...
目覚ましの合図で 繰り返し来る朝 私は寝たふりで 君の腕を抱くの 軽い言葉責めで 私を起こしてね...
シャリダリ ルララ 踊りましょうか？ 愚痴吐く 屋根の裏で ガラスの靴落としましたか？...
ぼくらはひとりきりで どこかへあるいていくの ころした息が白く 誰にも見えずに消える...
今日も大きな悲しみと ささやかな幸せを胸に目を覚ました 誰のためでもない そう 自分のため 言うことを聞かない体を奮い立たせて ふるい落としの資本主義社会の 王者になるため勤労勤勉の日 誰かが定義づけた幸せの形 僕がほしかったものは こんなものじゃない...
世界の温度探す探す 先は見えなくとも 踊る踊るざわめく 消えた村の入り口で佇むあの娘 あの娘 居残りした放課後の 記憶辿りここはどこかと誰かに尋ねるのでした そんなお話 聞きたくなくても耳すましてしまう ここは静けさのそよぐ山際...