麦藁ほころびかけた帽子が空に飛んでく 君はため息ひとつ こぼしてうつむいたね ねえ捨てた恋なら僕が拾ってもいい？...
桜の花の舞う道を 歩いた頃思い出すね キミの優しさ心地よかった 髪撫でる風のようで あの頃語り合った夢 今その道歩いてるよ...
ふたり暮らしを始めて どのくらい経ったのかな 慌ただしい日に追われ...
見上げた空に一筋伸びてゆく航跡雲 「あんなふうに私どこまでも行けると良いのにな」 軌跡を描き高みへ昇るよ あなたを連れて...
波打ち際 はしゃぎながら駆け出す 私たちは 生まれたてのヴィーナス 海の泡散らし 砂に刻むの...
いつかは冷めてしまうなら 情熱など要りはしないの あなたが誰を愛しても...
約束交わせど行けず 君と離れてしまった日 暮れゆく空眺め泣いた...
月のかたちは 移りゆくもの あなたの心のように...
はらはら舞う雪が 街を白く染める この冬初めての 素敵な贈り物 何だか嬉しいね こんな日だからこそ...
忘れはしない 出会った季節 駅前で演奏していた僕に 君は言葉をかけてくれたね 懐かしさ込み上げてくる...