捕食された瞬間 視界は理解へと 身を肥やした すべての弱者は強者へと ささやかな 抵抗の術は奪われて 虫も人も そんなに変わらない...
このまま眠るのが怖くて この目を閉じたら消えてしまう そんな気がして眠れないの あなたに逢いたい それだけでいい 雨の音 揺れる気持ち 私の心も流れてしまいそうで...
僕の前の、席の君が 笑う度に、遠くなってく 僕の右手を 君の頬に、...
朝起きたら 歯を磨いて 鏡におまじないを 白馬と王子様「おや、足元にはご注意を」 爪先で靴音鳴らし 貴方に逢いに行くわ...
どれだけ まちぼうけ したんかなぁ 「このまま 消えちゃうかも」 とかなんとか 「わがままで あいまいな返事で ごめんね。」...
見上げた星空に淡く光る二つの星 まるで僕らみたいと小さく溢してみた 隣で楽しそうに笑う君をふっと感じて...
呼び出された時から 嫌な予感していた 震えてる理由なんて 寒さのせいじゃないから 目を伏せたって 耳を塞いだって 君が言いたいこと...
今日も僕に届く手紙を 自分の手で捨ててった それを端から見ている君は 誰なのかはわからない...
目を覚ましたら ここにはもう 誰もいない わたし一人だけ 静かに軽くなった身体...