明かりも消えて 秒針の音が 窓ガラスに反射するだけ...
生きづらい今日に 肥大する感傷ほど 相応しくなくて...
いつも同じように 朝が来て今日を過ごす やりたいことなんて...
見えない夢をみているような すべてがモノクロに揺れている 差し込む淡い光は...
僕はあなたのことが 見えなくなっていた 昨日までは変わらず...
変わらないもの 締め切った世界 眠れないまま空を見てる...
あたりまえを取り繕う 中身なんて見えないから 代わり映えのない世界で...
逃げるように身を隠す夕景 気づかなくて肩を水で濡らす ぬるい風が頬撫でる頃には...
切り取ればあなた 今を持て余してる 追いかけた影と...
どうしてだろうここにいるのは 揺れた音に流されている 思いがけず飾らない言葉...