しんとした空気の中 踏みしめた大地 きりりと引く弓。 背筋を正して全ての気魄(きはく)を一点に収める。 些細な揺らぎでぶれる矢先。 まるで心の湖面に己の姿を映しだしているようです。...
消えはしない傷口なら 誰も一つは持ってる 隠して痛むものなら 掲げてみるさプライド...
三日月がまるで剣の先のように白く輝いています。 かすかに聞こえる水の流れ 夜露を含んだ草木たちのざわめき 眼を閉じて見えるはずのない命の営みを...
甘めのキャンディ柔(やわ)な日常 そんなの嘘と言いなよ 傷口かくさず胸を張れよ 綺麗な包み剥がし 笑顔は安らぐためじゃなくて...
揺れる木漏れ日 黄金に染まる石畳 静けさの中で見つけた安らぎ まろて陽だまりのような温もりに満たされて 気持ちごと深呼吸している...
遠く視てる眼ざし 映るカオス 今はまだ何一つ カタチを成さず 愛と嘘の隙間に 差した光 熱く瞳に宿し 射抜く世界を...
音もなく開いてく蕾 ほら強く優しい 夜に怯えもせずに委ね ねぇまっすぐ立っている...
明けきらない朝 浅い夢の中 戻らぬ女性(ひと)の面影 失っては目を覚ます 胸をしめつける痛み...
なンや最近 パッとせぇへんし こんなンでえぇんか?と思う 少しぐらい羽目を外して みんなで遊べなきゃめーなの!...
瞳閉じて流れる季節を想えば いつか見ていた夢が 駆け抜ける 風が頬を撫でてる なつかしい優しさで こぼれ落ちる涙を乾かして通り過ぎる...