コインロッカーの中で置き去りの真実 そうさ 生命さえも感動をパッケージの見世物で 深夜の下品なTVショーのような笑いをくれよ 電離層 流れ出す古いミュージックに酔ってさ...
知らせも無く振り出した雨は 僕らを現実へ戻していく 慌しくなる街の風景を 少し眺めていたんだ...
簡単な仕掛けなんだ 最初から答えはなくて 後出しの正解で くるくる回っている...
僕が思考をするたび 誰かの視線が絡まって 言葉を一つ一つ 丁寧に切り取ってゆく...
曖昧に絡まって 溶け出した意味の合間 単純すぎる日々で...
深夜のファミリーレストラン（ファミレス） 後ろの席では若い男が 金と女の話を飽きもせず 繰り返している...
奇跡さえ偶然に過ぎない一つの現象 想像の産物に救いさえ祈る 世界に意味など無くて、それでも続いて その価値の虚しさなど認めずに...
偽者だらけの街並み その中で漂って 空想で切り取った言葉は透明のままで 雨音 鈍る歯車...
バカの祭り さあ踊れ 楽しけりゃなんだって 構わないさ 中身なんかは関係ない 「神」と名付けて 勝手に祭っちゃえよ...
投げつける、感情まみれの劣等思想 相対の価値観で決まる曖昧な正義感覚 有耶無耶な、あー、思想の奥に絡まって 等身大の理想も今はぐちゃぐちゃ...