舞い上がれ 飽きもせず また積雪 無防備な首元くすぐる空気 昨日のまんま 置き去りの...
リボンを髪に結んだら 鏡の前でくるりまわる こないだ買ったパンプスで さあ おでかけしよう...
泣き虫のくせに ウソツキにもなって 平気さ 平気さ つぶやいた なんだかんだまだ 日々は続いてて 尾ひれは干上がりそうだ...
ひとつの陽が 沈む地平線 追い続けてた答えが見えたような気がした 履き古したスニーカー脱いで手放す日が来た いま振り返れば 一瞬だったな...
なつかしい風が吹いてる 何度でもきみと出逢う “まあだだよ” 街角の月 どれくらい声は届いてる?...
七色のはなびら降りそそぐ いつまでも見上げてた 木漏れ日が影模様つくる 織りなした光と影 踏みしめた...
深夜によく解らない映画を観てた 恋して、破れて…そんなの。 色の褪せた古ぼけたイメージ...
懐かしいような くすぐったいような あんな感覚 ひさびさだったな ゆびの先で なぞったことば うそなどない 優しいことば...
どこだって同じだと だれかは言ったけど こんなふうに離れたら 変わるもんなんだな まっくろなかたまりが 手のひら引っ掻いて やけに生ぬるい炭酸を飲み干す...
もっと近く近く 遠く遠く 届く届く 七色使って 描いていく 手をつなご この距離で 「近くにいることが 一番だいじなの」...