シュポポポ シュポポポ 恋の列車は シュポポポ シュポポポ 各駅停車...
ヤバイんです！助けて下さい いつものドアを ダッシュで開けて あれやこれ今日も相談したい 的確なアドバイス よろしくです...
誘き寄せられた 甘い あなたの背中 蜜に触れた頬っぺた 嬉しい 私 色づいていく 街路樹を指差して...
貴方の心音が 紐解けずに 蔓延る 焦燥の蔦 余計な言葉は 泡の様に 左脳の片隅へと消える 色彩を失っていく花弁は いつからか 終止符の匂い...
吸ったこともない煙草 火をつけて灰を吸った 案の定 咽せる惨状 虚しくなって 君が置いていったもの 手に余るものばかり...
ここはどこ？銃声が響いて 私を貫いた 術もなく 宙を舞った体躯 長い髪と飛沫が絡まった...
影が濃くなる街並み 帰り道は下りのスロープ 昨日みたいな 失敗を潜って 見えぬ兆し 鉛の足...
草臥れた小説 手にとり 暇つぶしのはずが 読み耽り 結末なら 知っているのに...
大抵 物語は 積み上げが大事と云いますが 最終ノ局面で 此処から何を積みましょうか 振り子時計の針は 正確に今を刻んでいく...
温くなった 甘いスープを 口につけて苦笑う 最初と同じ味なのに 別物のワンスプーン 今日の事を 羅列しあう 会話にならない対話...