結ばれたつぼみが こんなにも 愚かしい ああ データなんかねえよ...
あなたに会いに行こうと思った。愛を燃やした煙でトリップしているまま、 華やいでる桃色の世界を薄目で見る朝 死んだ体が歩き出して なけなしの日常を喰らってから...
きみは現れた それは突然だった 悲しいくらいよく知ってる顔だったから こっちを見るなよ こんなのは呪いだ...
ねえ おはよう 外は雨 「そと」に出るのはおすすめしないよ あら まだ寝ぼけてるの...
電脳世界で会いましょう A「先日未明に 盗まれたアレが今日の議題...
生まれ落ちた二人は同じ顔だった 透明な眼差しに憧れを覚えて 沢山の習い事も 掠れるインクの量も すべてあなたを真似たんだ...
ぬるくなった魚のような目をしている 強すぎる光でかぶれて腐っていく あなたのこと見かねてむかえに来た獣...
小さな手 握るままで 私はどこか迷い込んだ 明日の光 見つめながら...
街に冬が降る 右手に持った小銭がちゃりんと鳴る 鼻の先にいる...
怒られない服の着方を 大人みたいなしゃべり方を まだ知らない言葉の意味も...