月影 沈んでく 高層ビルの隙間 抜けて 大都会の 夜明け 聞こえる 誰かの足音 春風 木漏れ日が 虚ろな瞳へ 降り注ぐ 覚醒する 身体 手を伸ばして 空に堕ちる...
迷い 落ちていく 枯葉の紅色 誰かの足跡辿り 街灯が灯っていく どこかの街角...
歩幅より少し狭い白線を チャイムが鳴る頃 踏みしめてく 跳ね返る光 夕の黄金色...
注ぐ太陽浴びて 楽しげに はしゃぐ人の顔を 睨みながらに 横切っていく 徹夜明けの朝で...
どうにかなるさって 腕組みして過ぎてゆく この性格は変わらないままで 書き出したリスト 先延ばしでいいかもねって...
僕が生まれる前よりも ずっと昔から続くように そういつも傷付け合って また愛し合うのさ...
デウス・エクス・マキナ 私を助けて 叫んでも 叫んでも この声は届かない デウス・エクス・マキナ 私を救って 嘆いても 嘆いても 世界は ふつうに嘘だから...
骨の髄も 脳の髄も 腱の髄も 脊の髄も しゃぶりしゃぶり ゴクリと 朝は黒い豆を研いで 先の尖る靴を履いて クロムハーツ それ本物?...
黒いケープを纏った三日月が 不敵な笑み浮かべてる 2つ並べたカボチャのカービング ネズミ達も歌ってる 今宵かぼちゃの主から招待状 蝋燭火を灯したら...
白紙の生徒会日誌 今日も埋めてくことに必死 時に諭し 時には声張り上げ 屁理屈を押さえつける 責任を知らぬ子どもたち 現場を知らない大人たち...