午後4時に目が覚めた 目が覚めただけ やるべきことはあるけど...
遠くで雲の色が変わる 私は空を眺めている もうすぐ星が夜を照らす...
移り行く時代嘆いては溜息(いき)を吐(つ)く 貴方の髪に揺れるのは華簪(はなかんざし) 朧(おぼろ)に欠けゆく月の裏に隠した 二人の秘密が溶け出す...
わたしはまだ何も見てない 窓の外の世界をよく知らない 日差しの中 夢を見ていた 何かを得て 何かを失くして...
渇くのです 貴方が居失(いな)いと 欲しいのです...
春を佇(ま)つ雪よりも 儚い運命 潔く散り逝く花 せめて、憐れだと笑って...
もしも君の手が僕を解放(はな)して 自由選ぶなら理由(わけ)を聞かせて 強く願う運命なら...
恐ろしい夢を 見た気がした朝 夢の残滓 何かに怯えていたような コーヒーが苦いと感じた時にはもう...
聞こえてる? 聞こえている? 木々たちの息吹が 聞こえてる? 聞こえている? 地球の鼓動が...
沈む水面に ひとすじの光 闇を湛える湖 緋(あけ)の色ひとひら 明けゆく森に 息づく命...