少しずつ 離れていく 気がつけば 忘れてしまっている ずっと まわり続けていた 変わらないまま そっと 流れていく...
繋いだ手を そっと握りしめた 触れたら 零れていった そっと 記憶を拾って 思い返してる...
ねえ いつかの二人を絵に描いては 微笑う 二つの恋を筆にとっては 願った 解いた声の行方は 隠されているようで 気が付きにくいから きっとどこかの空に 揺れてるのに...
誰も知らない道に 足音ふたつ 夜に落ちてく雪に 灯りがこぼれていく...
静かに染められた 街の色も眠る夜 小さな夢がまた 色付いては消えてゆく 柔らかく空を灯して 二つの影を作る...
このままきっと何も見えない また輪描いて 今に消えていく 形を描いたらここに飾ろう...
そう 乾いた空に 映した飛行機雲に 今 風が吹きつけ かじかんだ手 握っていた ふりそそいだパノラマ 僕らはその蒼に 滲んでいく 沈んでく たゆたう陽の光に...
きみがいつも 笑顔でいてくれたから あたたかな気持ちになれたよ 心澄ませて 私を伝えたい...
名前を呼んで振り向いてくれた君に 伝えたくて届かない想い今でも 抱えて気付かないふりしていたよ だけど約束の場所へと...