粉雪がフルルふれば 外に出よう 空からの贈りものを 両手いっぱい 森も泉もやがてまぶしい銀世界へと 変わってゆく...
まっしろな 子山羊 なまえは ユキ いつかしら はじめて あなたと であったのは...
ゆきは おそらの ケーキやさん とても おいしそうな ケーキやさん...
理想を投げ捨てた荒野 あざとく後悔を見世物にして 見飽きた愛の物語 また誰かの影 重ねてる...
やぁやぁみなさん ご機嫌いかがですか 私はなんか 持ち上げられてます 見慣れない人が ちやほやしてくるのも 慣れてきたけど 複雑な気持ちになります...
さみしさ以外で誰かの温度を 求める事などないだろう 孤独をもし厭わなければ 僕ら生まれてないはずさ...
いつからこの部屋で ひとりきりで眠れたかな 歯をみがく手も 伸びた髪を梳(す)く手も...
削られるばかりだ 偽物(フェイク)の笑顔を切り売りして 乾くばかりの喉を 痛めて 叫んで 歌って 消えたはずの温い記憶に魘されて...
途切れ途切れの吐息が 震えて落ちる 力無くした視線...
夕日がゆっくりと私を包むの 琥珀に閉じ込められた虫達のように 映り 変わる 万華鏡の如く...