焼ける空 忍ぶ群青 沈むノア 呼吸を止めて 錆びる声 遠く届かずに...
やっと世界と繋がった 涙、空からこぼれた 魚のサナギの先からずっと ヒトに憧れた きっといろいろ失った あまり覚えてないけど...
終わりの始まりは些細な虚栄 底無しの沼だと知らず足を進め 小さな過ちを正すためまた 偽りだらけで目隠しされた明日...
のそのそ 片付け始めて 引っかけたコップが ぐらり 濡れたカセット越し データ 消えてしまったの？ 仕方ないね...
張り詰めた空気 滲み 小さな命が 蠢いた 見え透いた言葉 脆く まだ知らぬまま 朽ちてゆく...
君恋いし春の日に 出会いしとき 桜散るかの地で 定（じょう）を交わしけり 望みしことすべてを さえぎる者は わが手が薙ぎ払うと 約定（やくじょう）すなり...