妖艶な黒髪に花飾り きっときっと脳裏の田園 満開の花達が頭から...
君が僕に 隠した様に 僕が君を 愛した様に 深く 深く それはまるで 坩堝の様に...
馬車馬に続く落伍者の葬列 靴音刻む変拍子 深く 路傍の草木や花には目もくれず...
躍起 楽器 鳴らした楽隊の 大変けったいな笛の音が 末期 百鬼夜行を引き連れて...
ああどうも何回やっても飛び込みたくなる三番線 失敗以上に精神異常が気に触れて気に触れて まぁどうせいつもの錠剤飲んで横になりゃモウマンタイ...
アナタはいつもいつもいつも たぶらかし上手だから困るの その上アタシもいつもいつも...
嗚呼お姉さんお急ぎを ここはイカれたビッチの110番 もうたまった話じゃない...
あの真っ赤でシックで妖艶な唇には さぞたっぷりどっぷり染み付いた私欲の紅 でもそんな事を知る由もない 下衆の民は...
きっと二人は近づくほど愛が逃げていく 赤い糸何度も解けて結んで いっそこのまま何処か遠い遠い別の場所...