僕はそらを飛びたい 私は地をはっているわ 君がどんなに望んでも 叶わないことくらいわかってるでしょう 今日という日に生まれてきたもの さんざんな目にあってきたのも...
手繰り寄せては壊れそうで 背を向けるには名残り惜しくて 絆は細く遠く...
”我輩”なんて風に 気高い振りをして 陶酔した挙句 足を滑らせた 言い渡された 有罪判決...
以心伝心テレパシー 君と僕をさえぎる壁に 祈り、願い、叫び続ける 嗚呼、想いよ届け ほら手を伸ばせばすぐ 触れるような場所にいても...
いつか来た道辿る夕暮れ 手招きをしている赤いひまわり さめた笑顔を振りまきながら 早足でくだる長いレンガ通り...
川の流れに 乗った木の葉は唄う 向こう岸には ハーモニーが待っている 澄んだ青空 見上げ溜め息ついた 僕の背中に 君はしがみついたまま...
産まれたばかりの降り積む想い 何度も触れては離れる手と手 近付く気持ちを嘲笑うように...
カフェで拾うヒソヒソ 覗き込んだドーナツで くるくるまわして仰いだ 水槽の地球...
さんざんなゆめをみても いつかわすれます あんしんしてねむりなよ かんたんなことだから...
馴染みいる 写真立て はち合わせた指 なびかせて かしみいる 視線で奏でて...