許してくれるのはいつも君だね 近づけては傷つけて立場もない 出会わなかったのなら...
ああ、もうやんなった! なにもなにもしたくないな そらいつものことか...
生かされた身 もてあます日日 焦燥感に襲われ 待つばかりじゃ事態は後退するばかりで 情けないよ ああ!このままじゃ終われないのは...
嘘と本当のはざまで揺れる揺れる 深く深く刺さるあの言葉 七月の空には晴れ模様...
まだまだ同じ景色だ ただただ覚えやすくて まだまだ足りないのか...
東京中で祝っている 野次馬で成し遂げた偉業の数々を 招魂場で眠っている 僕は灯明には目もくれずに...
灰色の街で 荒んだ風に心を沈め 過たず君は いつものように溜息をつく 巨きな流れに 身を削がれて 固くて鋭く 淘汰されて...
今日もまた過ぎていくムダな一日は いつか欲しいと願った一日 批判や揶揄(やゆ)や皮肉には 同じものをして 返す ナイフのように...
上手い口の利き方を知らずに育った子どもの末路 私のことなんだろう 苦しみから得る満足は不幸の中の幸せでしょ 貴方ならば あちらこちらどこへ向かうの...
元号年間青春を捧げたのなら 爾後騒擾にかき消され 授禄者は他言勿れ さて蛮風が吹きすさぶ 可恐時を忘れたり 自覚だけが奔り出した世界...