すぐそこーに、あぶら虫 すぐそこーの、おなべのそこーに、あぶら虫 ランランラララ… すぐそこーに、あぶら虫...
夢を置き去りで、季節は過ぎるばかりで 君はいつも一人でいる いつか、いつかはって、いつも口先ばかりで...
一人きりの歌声に 細い弦を震わせた 寄る辺なき身の寂しさ 微塵も感じることなく 鼓動に体合わせて 移ろう時に降り立つ...
ココロの隙間をちょっと横切って 瞬きのスピードで重なれば 通り過ぎる日々がぎゅっと手を握る 立ち止まってる強がりに合図して...
一人だっていいんだと 強がりを言っても 本当は誰かと一緒にいたい ガラス窓の向こう...
何かに気付く時 それは多分 突然で 心の奥の方 光がね 一つキラリ...
忘れてたあの日の面影が 空の向こう 微かに 心なら繋がっていたはず 震えた瞳は応えずに...
遠ざかる雲の合間 降り注ぐ輝きは誰を照らす？ 夏の日の影を連れて飛び立つ 想いはまだここに...
始まりの朝はいつでも 突然やって来るものよ 心のドアをノックされたら 思いきり開いてみて...
白い花が咲いたあの日を どんな時でも忘れないだろう 三つ編みの髪が 風に揺れている...