今まで一緒に過ごしたのに どうして離れてしまうの 積み重ねてきた思い出とか 交わした愛も忘れちゃうの...
記憶を失くした僕が見たその笑顔は 君の笑顔によく似てる気がしたんだ 「ここじゃないの？」 僕がずっと求めていたあの景色は...
いつまでも一緒にいられるはずだって思ってた さよならも伝えてないのに君はもういないんだ どこに行けば君に会えるのか考えても分からない 声が聞こえる 頭の中に 優しい声が...
だいぶ寒くなったね 呟く息も白くて そっと君の顔を見る 君は俯いてた 無理に話を作る 無理に笑顔も作って...
独り歩いてたの 下に俯いてた 嫌なことがあった 誰も気付かなくて 全部抱え込んで 耐えるつもりでいた でもね、独りだとさ 涙隠せないな...
もう行かなきゃ そう笑って僕の顔を君は撫でた また会えるの そう訊ねた僕の声は震えてた また必ず会いに来ると約束することも出来ず 君の顔を優しく撫で無理矢理でも笑ってた...
君と出会ったこんな晴れたあの日 見える景色が全て変わったんだ 曖昧な夢 後回しにしてた 君のためなら頑張れる気がした...
二人帰り道で話しもせず歩いてた 君は哀しそうな顔をして手を放した いつかこんな時が来る気がした だけどその言葉は哀しすぎて...
「現実から切り離された現実の物語」 君の言葉だけを頭の中で繰り返して 変わらない現実認められないままでいる こんなはずじゃないと目を背けた弱さを...
あなたを忘れたら良かったけど あれからどうしても忘れられず 止まない感情が渦巻いてて...