ねぇ、雪が降ったら温めて欲しい そんな想いは迷子になった 遠くて近くて 届きそう、届かない距離...
今日も夜空に浮かべた非現実の中 真っ黒なキャンバスに星を描く 静寂、巡る本能と縋るべき何か また響き渡る天使の叫び...
遠ざかってゆく穏やかな過去 風運ぶ止まったままの時計 透明な道、色付かぬ夢 崩れた昨日は変わらない明日...
一人になりたくて明日を拒んだ 独りになるのが嫌いと泣いた 解ってた、求める自由は孤独 痛いフリをして受けた愛情が...
その日のあなたは いつもと変わらぬようで どこか冷めた態度で 遠く見つめていた 手の平を返した神が笑った 途切れた 夢...
見えない明日に怯え 変わる事への不安と焦り 触れられたのはほんの一瞬で 例えそれが夢だとしても 限られている ほんの僅かな与えられた時間の中で 何をどれだけ伝える事が出来たのかな...
風は呼吸を止め、心を焦がし続けて ふと見上げた空は、高く青く澄んでいた きっと君が居れば、何処か出掛けようなんて 言い出して、子供のように二人笑って過ごせていたかな...
いつの間にか君は遠くなって 私を通り過ぎて行くんだね 君と引き換えの自由なんて要らない 訪れる孤独が怖いよ、ねぇ...
春風の中で手を取って子供の様に唄を歌う 二人の声は何処までも 髪を撫でて小さな体を抱き抱えて...
髪飾りがとても良く似合う 綺麗です 心で呟いた 皆 皆 同じ衣装で 此処は何処 私は誰 髪は結わず 顔は塗らず 靴は履かず 服も着ずに...